今では、日本の食卓でもすっかりおなじみになったエキストラバージンオリーブオイルですが、あなたが今使っているオリーブオイルは本物でしょうか?
「どういうこと?」とお思いかもしれません。
というのは、エキストラバージンオリーブオイルには偽造品が多いと言われています。
なぜそんなことが起きるのでしょうか。
せっかくなら美味しいオリーブオイルを見極めて買いたいですよね。
今回は見極めるうえで選び方をお教えしたいと思いますので、オリーブオイルを購入するときの参考にしていただければと思います。
エキストラバージンオリーブオイルとは
オリーブオイルには、IOC(International Olive Council)という国際機関が定めた基準があって、細かくグレードわけがされています。
このうちもっとも厳しい品質規格に合格したバージンオイルの呼称が「エキストラバージンオリーブオイル」であり、酸度(油の品質を表す基準のひとつ)の低さだけでなく、官能検査において風味もフルーティなもの、欠陥のないものと認められたオリーブオイルのみが名乗ることができます。
なぜオリーブオイルに偽造品が多いと言われるのか?
こんなに厳しい基準で品質が決められているのに、偽物が多いのか?と思いますよね。
それは、日本がIOCの基準に加盟していないことが原因の一つになっています。
日本はJAS(日本農林規格)の基準に合わせてオリーブオイルを区分けしています。
この「IOC」と「JAS」の基準に違いにあることから、偽物と言われるオリーブオイルが発生するのです。
IOCは酸価・酸度・風味などにより、前述のように9種に細かく分類しており、「エキストラバージンオリーブオイル」はこの9つに分類した最上級のオイルの呼称です。
日本には「エキストラバージンリーブオイル」表示に関する法規定が何もないため、ラベルに「エキストラバージンオリーブオイル」と書いても何も咎められないのです。
そういったオリーブオイルが市場に出回っているため、偽物が多いと言われています。
本物のオリーブオイルの選び方
ポイント1
スーパーの店頭に並ぶオリーブオイルの中でペットボトルに入った大容量・安価な商品は光による参加がすぐに進んで店頭に陳列されている間に劣化してしまうので、購入しない方が良いでしょう。
ポイント2
価格が安いオイルは要注意です。
エキストラバージンオリーブオイルは、大きな手間をかけて、数々の基準をクリアして初めて名乗れるものです。
生産にはコストがかかり、あまりに安い値段で売ってしまっては、生産者の生活が成り立っていきません。
安いものは「何か理由があるのかな?」と考えるのが無難です。
ポイント3
銘柄を見ると良いでしょう。日本酒やワインに銘柄があるようにオリーブオイルにも銘柄があります。
オリーブ栽培への取り組み姿勢や、オリーブオイル生産姿勢などが共感できる生産者やメーカーを選びましょう
ポイント4
受賞歴があるかどうか調べましょう。
日本では2012年から「OLIVEOIL JAPAN」という国際オリーブオイル品評会が開かれています。
日本流の厳格で公正公平な審査を行う事とオリーブオイルソムリエという生産者側ではなく消費者側に立った視点で開催される世界でも唯一のコンテストで2016年の開催では世界の21もの生産国から600品目もの応募がありました。
11品の素晴らしいイオリーブオイルが最優秀賞に輝き、213品の優れたオリーブオイルが金賞を、196品が銀賞を授与されました。
こういったコンテストを参考にするのは素晴らしいオリーブオイルを発見するにはかなり便利な方法と言えます。
あくまで参考程度に見つつ、自分のお気に入りの銘柄をさがしてみてはいかがでしょうか。
ギフトスペースで販売しているオリーブオイルは
ギフトスペースで販売しているエキストラバージンオリーブオイルはNOBLEZA DEL SUR社のオリーブオイルで農薬や化学肥料は一切使用しないエコロジカル農法で育てたオリーブを採取しており、オーガニックのオリーブオイルです。
また、OLIVEJAPANで金賞を受賞しており、本物と言えるオリーブオイルを取り扱っております。
ご自身で好きな銘柄を探しエキストラバージのリーブオイルを購入するのも良いですが、ギフトスペースが取り扱っている本物のオリーブオイルを購入してみてください。
オリーブオイル一覧 5,000円~